健康的な食生活は修行なのか?
ジャンクフードを食べず、ファーストフード店を避け、普段は玄米を食べていることを知られると、「健康のために我慢して節制してエライね」といった印象を持たれる事が多い。
特に中高年男性は玄米に対する抵抗感が強いようで、知人の新妻の女性は、玄米食にしようとしたが夫の反対であきらめたそうだ。
白米より玄米が美味しいと感じる境地
実は玄米食を好む人々は健康のために白米を我慢しているわけではない。
美味しく炊き上げた玄米はもっちりして適度な甘さと食べ応えがあり、慣れてくると白米が「主食にするには甘すぎる」、「雑味が少なすぎて物足りない」といった印象に変わってくる。
玄米に限らずその他味覚についても同様で、個人的な体験でも1人暮らしの学生時代に自炊を始めてしばらくすると、カップ麺やコンビニ弁当の尖った味に馴染めなくなっていった。
玄米は圧力IH炊飯器でじっくり炊き上げる
とはいえ玄米は適当に炊いただけでは、ぼそぼそして食べにくい仕上がりになることもある。
なかなか玄米食に挑戦できなかった頃、玄米食開眼のきっかけとなるもっちり玄米を食べさせてくれたカフェ店主に圧力鍋を使っていると教えてもらった。
その後、いろいろ試した結果、圧力鍋を使わずとも3万円未満の圧力IH炊飯器で十分と言う結論に達する。
自分の玄米炊飯オペレーションは以下のとおり。
JAで玄米(あれば減農薬のもの)を1分づきにしてもらい購入
1〜2割ほど雑穀を混ぜる
雑穀は楽天かYahoo!ショッピングのセール時に1kg1000円くらいでまとめ買いしておくとコスパがいい。
夏場は梅干しを入れて炊くと腐敗防止になる。また、お好みでほたて干貝柱を一つ入れておくと、風味がよくなり薄味のおかずでもご飯が進む。
圧力IH炊飯器の玄米活性モードで3時間程かけて炊き上げる
こうして時間をかけることで、食感は白米と変わらぬ仕上がりとなる。
使用中の圧力IH炊飯器:象印のNP-RJ05は販売終了しているが、後継機となる圧力IH炊飯ジャー極め炊きNP-RL05は、「玄米活性」ではなく「玄米熟成」モードになって、2時間半程に短縮された模様。
コメント