半田の隠れ家パン屋『カミバン(camibane)』
camibane:フランス語でami→仲間・友達 cabane→小屋
愛知県半田市の住宅地。路地を入るとチェーン店のひしめく街の喧噪が嘘のように静かな時間が流れる。
そんな閑静な住宅地に突然現れるジブリ映画に登場しそうな小さな森。
この奥にパン屋と美容室を兼業しておられる『カミバン(camibane)』がある。
ファンタジーアニメ映画に迷い込んだような雰囲気抜群の店内に並ぶパンは、大ぶりで一見するとハード系の本格派に見える。しかしその多くは食事パンというより菓子パン系統のフィリングが入ったソフト系に近い。
午後になると売り切れ閉店になっている事もあるので、訪問は午前中がよい。
メニューを見て予約しておくことも可能だが、見た目からして並のパンではないので、慣れるまでは店頭で見て選ぶことを勧める。
味は一級品で、噛むほどに小麦の香ばしい味わいを楽しめる。天然酵母系としては食べやすい部類だろう。
フィリングも手作りで季節によって工夫を凝らしたパンが入れ替わるので、通い詰めても飽きることはない。
どのパンもハズすことはないと思うが、くるみパン、クリームパン、チョコパンなど、オーソドックスなパンほどレベルの違いを感じられる。
ハード系パン好きにこそ訪れて欲しい。中世ヨーロッパのパンはこんな姿形をしていたのでは?と思わせるクラシカルなくるみパンなど、ソフト系パンのイメージを覆してくれる。
camibaneのぱんたちは、旬の果物で作った自家製天然酵母で作られています。
長ーーい時間をかけて旨みを引き出した、
『もっちり』としたパンたちは、石窯で焼かれ、さらにおいしいパンへと生まれ変わるのです。
国産小麦や、オーガニック材料などおいしいと思った物を使い
卵は一切使用していませんのでアレルギーの方も安心して楽しめます。カミバン(camibane)http://camiabne.com
住宅地に溶け込んでおりやや分かりにくいので、若宮八幡神社を目指すといいかもしれない。
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