エスプレッソマシンを使わずになんちゃってカフェラテを作る方法

Bonmac

前回、コーヒー摂取の善悪について「健康的である可能性が高い」ことを述べた。 今回はエスプレッソマシンのない自宅において、カフェラテに近い味を再現する方法を紹介する。

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コーヒー牛乳とは似て非なるカフェラテ

成長と共にコーヒーの好みは、コーヒー牛乳やパピコ→ブラックコーヒー→カフェラテと変遷してきた。一昔前だとコンビニで売っているミルク入りコーヒー飲料は、砂糖入りの甘い製品がほとんどで、ブラックのコーヒーにしてもドリップコーヒーを味わうならカフェに行くしかなかった。

近年、コンビニのドリップコーヒーブームにより100円から手軽にシュガーレスのコーヒーや本格的なカフェラテを楽しめるようになったのは喜ばしい。

コンビニ各社で差はあるものの、カフェラテはエスプレッソ+本物の牛乳で作っているようだ。あるファミマでミルク切れに遭遇して交換シーンを目撃した時には、メグミルクの農協牛乳を使用していた。ローソンのカフェラテ、ホットミルクは、低温殺菌牛乳を使用しているという目撃談がある。

なお、ファミリーマート、ローソンでは、コーヒーも含めてエスプレッソから作る方式のようだ。

あらかじめ用語の確認をしておこう。※国によって定義が異なる上に、わりと複雑な分類なので、口頭で他人に説明するのは意外と難しい。

エスプレッソ

敷き詰めて固めたコーヒー粉を高圧・短時間で抽出したコーヒー

カフェオレ

「コーヒー+牛乳」配分は好み。

カフェラテ

「エスプレッソ+スチームドミルク+ミルクフォーム」※ミルクフォームは表面だけ

スチームドミルク(ホットミルク)の割合が多くミルク感強め。

カプチーノ

「エスプレッソ+スチームドミルク+ミルクフォーム」1:1:1

フォームドミルク(泡立てたミルク)部分が多いのでコーヒー感強め。

細かく挽いた深煎りのコーヒー豆+ダイソーのミルクフォーマーでカプチーノっぽいカフェオレを作る

本物のエスプレッソを使わない分、ミルクは少なめなので、これから作るものはカプチーノに近いのかもしれない。

深煎りのコーヒー豆を用意する

街のコーヒーショップなどに相談すれば、好みの焙煎具合にした豆を売ってくれる。アイスコーヒー用の豆が欲しいなどと相談してもよい。

それよりも手軽でコスパよいのは、成城石井のコーヒー豆である。店頭に様々な焙煎状態の豆が並んでいる。

「カフェイタリアーノ」または「エスプレッソ」という深煎りの豆を使用する。結構味が異なるので両方試してみるとよい。

ミル、エスプレッソ用コーヒー豆、保存容器
ミル、エスプレッソ用コーヒー豆、保存容器

 細かく挽く

挽き具合を調整できるコーヒーミルでコーヒー豆をできるだけ細かく挽く。ここでは、コーヒーの風味を損ないにくいされるセラミックのミルを使用している。

細かく挽くとこんな具合になる。

コーヒーの粉
エスプレッソ用の豆を細かく挽く

ドリッパーは、重厚感のあるコーヒー抽出となるメリタ式の一つ穴ドリッパーを使用している。

bonmacのドリッパーは、ブルーボトルコーヒーでも使われているとのこと。陶器製のブラックは良心的な価格(執筆当時600円台)にもかかわらず、とても高級感がありコーヒーを淹れる時の気分を高めてくれる。

100均のミルクフォーマーで牛乳を泡立てる

豆を挽き終わったら、牛乳を60℃くらいに温め、泡立てる。ダイソーのミルクフォーマーで機械的に泡立てるだけなのだが、この工程により一気にカフェラテ感が出る。

牛乳の量は50%くらいだとややミルク感強めとなるので、コーヒー豆との相性を確認しながらお好みで調整。

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ドリップ

メリタ式一つ穴ドリッパーは、流量が安定するため、蒸らしの後は回し入れたり何度も注ぎ直す必要はない。中央めがけてお湯を注ぎ込むだけだ。

完成

以上で、エスプレッソマシンを使わずしてカフェで出てくるカフェラテと大差ない味のカフェオレができあがる。クリーミーなミルクフォームだけは再現が難しいが、味は本当に店のカフェラテと変わらないと思う。ラテ好きの人は試して欲しい。

なんちゃってカフェラテ

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